2015年10月02日

例えば、あなたが海釣り専門の釣り具屋の店長だとします。

こんにちは、森山です!


さて、本日は、

「お客様の声を聞く身近なヒント①」(海釣り専門釣り具店・店長編)

について触れてみたいと思います。



・アンケートが必要なのはわかるけど、なかなか実行に移せずにいる方

・アンケートが必要なのはわかるけど、お客さんの意見を見るのが怖い方

・アンケートが必要なのはわかるけど、なんとなく躊躇してしまう方



の参考になれば幸いです。




さて、最近、個別相談など実施させていただきますと、

「お客さんの声を聞くことが大切なのはわかりますけど

 アンケートをとるのは・・・ちょっとな~」という場面が少なくありません。


他にも、

・アンケートを活かしきれていない・・・

・お客さんの声を見るのが怖い・・・


などあります。


実は、あなたもそのように感じていませんか?(笑)




「A4」1枚アンケート法は、


お客さんの「良い・悪い・普通」「5・4・3・2・1」といった

「評価」を聞くということではなく、




・購入前にどんなことで困っていたのか?


・購入前に躊躇したことはなかったか?


・何が決め手になったのか?


・実際に使ってみてどうだったのか?


など、


購入前後のお客様のリアルな声(気持ち)を聞くこと、知ることを目的とし、


・理想のターゲットがわかり、

・何が不安で購入を戸惑ったのかの観点がわかり、

・自社の本当の強みがわかり、

・商品を使ったことによる良い変化等がわかるので、


今後の販促活動・営業戦略に繋げていける仕組みにもなっています。



そして、弱みの改善も大事ですが、まずは強みを伸ばすという趣旨のもとに

質問が設計されておりますので、

(例:良かったこと、うれしかったことを教えてください♪)

「見るのが怖い」というのは、ほとんどありません。



ここまではよろしいでしょうか?

はい。ありがとうございます。



しかし、既に黄色の本を読んでるので、知ってますよ~


でも、それでもアンケートは、なんとなくなぁ~という方、


そんな時は、


体験会・試飲会・試食会など「リアルな場」を考えてみてください。


基本的な上記イベントなどは、顧客との関係性を構築するために行う


リアルコミュニケーションの場です。


例えば、あなたが海釣り専門の釣り具屋の店長だとします。



お馴染みになりますが、


釣り具屋であれば、釣り具を売っているわけではなく、


「休日の楽しみ」

「釣る瞬間の楽しみ」

「魚との新たな出会い」

「釣るまでのワクワク感」

「釣った後の称賛の声」(写真撮影等)


などを売っています。



ですので、例えば、

まずお客さんとのコミュニケーションをとる(知る)という観点で、

お客さんと一緒に船に乗る「海釣り大会」のような形で一緒に同行してみましょう。


そこで、店長さんであるあなたは新商品の釣竿サンプル品などを持参し、


そこで使用する。


その後、試しに使ってみます?と海の上(リアルの場)で体験していただく。


そのようなやりとりの中で、

なんとなく、さりげなく、遠慮気味に、

ところで、〇〇さん、

今の新商品「マグロ獲得18号」(仮名)使ってみていかがでしたか?

そういえば、〇〇さん、この間、釣り吉18号(仮名)を購入してくださいましたが、

買う前にどんなことを考えていたんですか?など、

体験会などを通して、

リアルでリアルなお客様の声をリサーチすることができます。



あるいは、当日は釣りに専念したいという方は、

海釣り大会申込書にA4アンケートの質問を入れてみましょう。

あくまで、申込書ですから、

そこまで違和感なく、アンケートにも協力してくれるはずです。

それでも厳しい方は、

その後の打ち上げで、ビールから焼酎に切り替わった頃に聞いてみましょう。



極端な例もありましたが、


とにかく、既存の「お客様のリアルな気持ちを知る」ということは重要です。


既にお客様がいる、お客様が買ってくれている、


ということはあなたのお店の成功事例です。


ですから、まずは成功事例(強み)をしっかり分析していく。


そのようなイメージで、どれか参考になるイメージがありましたら、

ぜひ実行してみてくださいネ。



・アンケートが必要なのはわかるけど、なかなか実行に移せずにいる方

・アンケートが必要なのはわかるけど、お客さんの意見を見るのが怖い方

・アンケートが必要なのはわかるけど、なんとなく躊躇してしまう方


の参考になれば幸いです。


それでは!


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 この時とりあえず書き出すというのがポイントです。 (2015-09-25 09:26)

Posted by 広告レスポンス改善アドバイザー 森山 直徳 at 14:40│Comments(0)お店の「事業観」を磨くヒント
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